凡人の戦い方

凡庸な人間が足掻く術(あるいは足掻いた歴史)を記す


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働きながら、一週間独学で情報処理安全確保支援士に合格する方法

お久しぶりです。ru_acです。

そろそろ情報処理安全確保支援士の時期ですね。

ちゃんとやっている人はもう着手していると思いますが、私のようなギリギリまでやらないタイプの人は漠然と「あー、そろそろやべぇな」とか思ってると思います。

前もってコツコツやる方が理解も深まるし安心して試験に臨めますから出来る人はそっちでお願いします。

ただ、怠け癖のある人(私のような)でなくても、業務都合でギリギリまで時間が取れなかった人もいると思います。

そこで、今回は2022年春期試験で使用した短期合格術を伝授したいと思います!

まぁ、普通のことなんですけど。

ちなみに、働きながらやってますので学生さんとかであれば3日詰め込めばワンチャンあるやつですね。

ちなみに、基本情報技術者応用情報技術者受験予定の方は以下を参照ください。

 

ru-ac.hatenablog.com

 

ru-ac.hatenablog.com

 

前提条件

  • 応用情報技術者くらいの知識はある(合格してなくても、解説読めば理解できる)
  • 取れたら取りたいなーくらいの意思はある(睡眠時間削っての勉強は嫌いなんでやりません)
  • 別にセキュリティ関係の仕事はしていなくてもいい(してるとアドバンテージかも)

 

午前対策

ここでは午前1, 午前2両方を対策しなければいけないケースを想定しています。

そして、テキストは使いません。なぜなら終わらないから。

まず、「午前対策をしてから午後対策をしよう」なんて思わなくていいです。

メインで午前対策するのは前日でOKです。(ちょっとずつは解いておきましょう)

基本戦略は

「過去問(直近2回を除く過去3年)+スキマ時間でweb問題」

これで行きましょう。

過去問は使いまわされる(類似した問題が出る)可能性が非常に高いので、以下を参考に問題を解いてください。できれば紙に印刷した方が楽でいいです。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題

「会社の休憩時間とか電車の中とかでは紙じゃ解けない」

という意見もあると思います。そういう時間は以下のサイトを利用しましょう。

応用情報技術者過去問道場|応用情報技術者試験.com (ap-siken.com)

「なんで応用情報技術者?」

と思うかもしれませんが、理由はちゃんとあります。午前1は特に範囲が広くSCに集中した勉強をすると抜け漏れがあります。そこで、範囲の広いAPの過去問をカバーすることで抜け漏れを防止する策です。余裕があれば以下も解いてください。

情報処理安全確保支援士過去問道場|情報処理安全確保支援士.com (sc-siken.com)

 

午後対策

これはテキストを用意してください。以下のものです。

 

この一冊で十分です。

毎日やる気がなくても平日の夜に一問でも解いてください。(これが「9日」必要な理由です)

最悪、当日までに終わらなくてもいいです。(実際、自分も終わっていません)

解いてみて答えがわからなければ答えを丸写しするだけでいいです。

ここで大事なのは、知識を身に着けることではなく、「どういう視点から、どういう解き方をして、どういう風に書けばいいか」というところです。

知識獲得は午前問題の領域ですからね。

 

当日の動き

過去問の振り返りシートみたいなのは持っていきましょう。対象は午前1, 2の過去問と答えを記載したシートです。過去問を印刷して赤ペンで印付けておけばいいと思います。

あと、ご飯は買っておきましょう。食べに行って帰ってくると余裕ないですし、みんな買いに行くのでコンビニも混みます。

上記のテキストを解ききっていない場合、午後の対策が手薄であることは間違いないので、お昼休みに午後試験のことが不安かもしれません。私は「あー、無理だな」って思ってました。でも、直前に焦る方が良くないのでTwitterでも見ておくのがいいと思います。間違っても試験関係の検索はしないでくださいね。推してる絵師さんの絵でも見ててください。

あと、これは心の持ちようですが、「とりあえず埋める」のが大事です。部分点でも何でもいいからもらいましょう。「これ絶対間違ってるだろ」と思っても書かないよりましです。

 

それでは、ご武運を。

 

追記[2022/12/26]

2022/12/20にIPAより、以下の発表がありました。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理安全確保支援士試験及び情報処理技術者試験(高度試験の組込み分野)における出題構成等の変更について

この変更により、試験編成が

午前1, 午前2, 午後試験

という三段編成になり、いままで午後1, 2で分かれていた試験がくっついて試験時間が短縮されました。

試験制度としては改悪としか言えないですが、試験自体は易化方向と考えます。

この記事で記載している試験方法がそのまま使える保証はありませんが、午前2は変化していないことと、試験範囲が変わっていないことから十分通用すると考えられます。

当面は新試験制度の情報がないと思うので、それまでのツナギとして利用していただければと思います。